1963-03-22 第43回国会 衆議院 決算委員会 第13号
そうしますと、一体消費量が、配給依存度が高まり、やみ依存度が下がったという言い方はうそだということになる。それから一面やみの一人当たりの配給量を調べてみますると、このグラフで一目瞭然なんですが、やみの消費量というのはだんだんと上昇傾向をたどっておる。
そうしますと、一体消費量が、配給依存度が高まり、やみ依存度が下がったという言い方はうそだということになる。それから一面やみの一人当たりの配給量を調べてみますると、このグラフで一目瞭然なんですが、やみの消費量というのはだんだんと上昇傾向をたどっておる。
すなわち、農林大臣がしばしば増配朗報として発表したり、また取消しをしたり、国民は迷つておるのでありますが、この配給増加による米食率を引上げ、もつてやみ依存度を低下せしめると同時に、一方生産者価格の値上りによつて生ずる輸入補給金の減少分約四十数億円、農家所得税收入増加の約三十億円等にその他を加えてなお不足する部分は、一般財政負担による二重価格制の実行によつて生産者価格と消費者価格との調整は可能と考えておるものでありますが